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「建築のエロティシズム―世紀転換期ヴィーンにおける装飾の運命」 - 2012.03.29 Thu

1900年前後の世紀転換期ヴィーンを舞台に装飾がそこで担った意味の分析を通じて、近代建築のエロティシズムを考察する試み。ロース、ヴィドゲンシュタイン、フロイト、ココシュカなどのエロス的人間たちが登場!
主に建築家アドルフ・ロースが取り上げられています。
ファッションに始まる移りゆく文化現象や日用品、
食習慣や立ち居振る舞いまで取り上げた文明批評を盛んに新聞・雑誌に寄稿したり
自分で雑誌を刊行していたロースは世紀転換期ヴィーンの装飾論を語るうえで
キーパーソンとなっています。

ロースの影響が建築のみにとどまらず、
建築以外の分野の芸術家や思想家たちに受け継がれたとあり、
画家のオスカー・ココシュカ、哲学者ヴィトゲンシュタインも登場してきます。
フロイトの精神分析は一種の装飾の記号論として解読されています。

知識不足のわたしには難解な部分があったのですが
装飾の首都として世紀転換期のヴィーン文化が
いかがわしくも魅力的であることの秘密が探れる
エロティシズムを濃厚に漂わせる興味深々の内容となっています。

この時代に生きた芸術家たちは隠したくても隠しきれない
淫靡で官能的な感情を実は隠すのではなく、表現したくてたまらなく
そのエロスをどのようにカッコ良く表現できるか
孤軍奮闘していたのだと感じそんな姿になるほど~と思いました。



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