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「純喫茶コレクション」 難波里奈 著  PARCO出版 - 2012.05.16 Wed



純喫茶と聞きイメージする内装やマスター、ママ
入口の佇まい、軽食のメニュー、そこに座っているお客様たち、
人それぞれなのかもしれませんが、

青森、栃木、千葉、長野、東京、静岡、新潟、京都、大阪の
著者の方が書かれているように「昭和」の香りが漂うお店を訪れ
著者の方の十行ほどのエッセイに近いオススメ文とともに
味のある写真が載っています。

千代田区にある「ペルル」は昼時は近くのサラリーマンの
憩いの場として賑わうらしくオフィス街に突如現れる素敵な昭和空間だそうです。
写真を見ると飴色のソファに光沢がありレトロ感いっぱいです。
入口のガラスのドアにレースのカーテンが飾ってあります。

新橋にある「パーラーキムラヤ」は入口に並べられたメニューのサンプルが
クリームソーダーやプリンアラモード、サクランボも目に鮮やかなパフェなど
歴史を感じさせます。

足立区にある「みゆき」は映画『ノルウェイの森』の撮影に利用されたそうです。
とってもオーソドックスな作りのテーブルと椅子。
昔ながらのピンクのダイヤル式の公衆電話が置かれています。

文京区本郷にある「喫茶こころ」は夏目漱石の作品からつけられた店名。
緑色と青色の椅子が並んでいます。
ここは夏目漱石と緑色が好きなわたしとしては興味津々です。

杉並区高円寺にある「コーヒーパーラーブーケ」は
紫色の灯り、銀色のチェーンで壁に吊るされた木目の細長い板に書かれた
白いモーニング・セットの文字が。
昔のままの姿を残して地元の人たちに愛用されているお店。
入口の看板の片隅に買い物かごの付いた自転車が停まっています。

68の数にのぼる純喫茶が紹介されています。

この本で紹介された喫茶店をはじめ
日本の各地に純喫茶の世界が残っているお店があると
思うのですが、そのお店は世界でたったひとつのお店。
その空間を守り続けてきたマスターやママが
この世でたったひとりの人のように。

わたしもそこを訪れるひとりとして
お店がこれからも歴史を刻み続けられるようにと
願いつつ珈琲を味わいに行きたいと思います。
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