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ほおずき - 2012.08.23 Thu

「十一月の寒い雨の降る日の事でした。
私は外套を濡らして例の通り蒟蒻閻魔を抜けて細い坂道を上って宅へ帰りました。~」
夏目漱石の『こころ』にもでてくる
こんにゃくえんま。
先月、ほおずき市が源覚寺(こんにゃく閻魔堂)であったので行ってきた。
そこで目利きの女性の方にたくさんあった鉢の中から選んで頂き
買ったほおずきが赤く実をつけている。
ほおずきは秋の季語とのこと。

最寄りの駅への途中、
源覚寺の近くにある古書店に寄った。
文京区の古書店街について調べてみた。
「文の京(ふみのみやこ)」と呼ばれる、
文京区における学問の歴史は非常に古く水戸藩主、
徳川光圀公(水戸黄門)の命により、
小石川の水戸藩邸に置かれた彰考館では歴史書『大日本史』の編纂が行われ、
彰考館が水戸に移された後も編纂事業は続けられ全397巻の完成には、
明治39年まで250年の歳月を要しました。
また、湯島の昌平坂学問所では多くの幕臣や他藩士の子弟等が学び、
明治を迎えると昌平坂学問所の系譜は東京大学へと引継がれていきました。

現在本郷古書店街の有る本郷六丁目(旧森川町)辺りは江戸時代、
徳川四天王と呼ばれた本多平八郎忠勝公を藩祖とする岡崎藩本多邸が有り、
明治以降は森川町となり、
東京大学(旧東京帝国大学)の近くである事から
数多くの古書店が営業を行い本郷古書店街ができました。』とある。

古書店のなかは地層の様に本が歴史を刻んでいる。
そこから化石を発掘するように、
考古学者になったようで、
そこに居る時間は、
少し知的な自分に変身している様な気がした。

また訪れてみたい古書店であった。
初めて古書店へ足を踏み入れた
ほおずき市の帰り道でした。





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