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「見えない都市」 イタロ・カルヴィーノ著 河出文庫 - 2012.05.09 Wed



春の風に誘われて旅に出かけたくなります。
今すぐにでも。
そんな時は書物の中でどこにもない国へ、
空想都市へ旅にでかけることにしましょう。

「見えない都市」イタロ・カルヴィーノ著 河出文庫

マルコ・ポーロがフビライ汗の寵臣となり、
さまざまな空想都市の奇妙で不思議な報告を行います。

「一層の好奇心と注意をはらって聴き入っているのだ。
皇帝たちの生涯に訪れるふとした一瞬は、
征服した領土の広大無辺にたいする自負心、
あるいはそのような領土を見解し理解しようとすることをすぐにも
あきらめてしまうだろうと知ることの憂鬱と
ひそかな安心とに続いてやって来る。
言うなれば、雨上がりの宵の象たちの匂いと、
香爐のなかで冷えきってゆく白檀の灰の芳香とに
捉えられてゆく虚脱感。
平面球形地図の赤黄色い背中にかきこまれた
山脈や大河を震わせる眩暈。」

フビライ汗とともに都市の報告を楽しんでいると
宝玉糸線細工<フイリグラーナ>の透かしを通して
幻想都市が見えてきます。
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● COMMENT ●

カルヴィーノ好いですねえ

こんばんは。

『見えない都市』ですか。う~ん、いい本ですねぇ。
カルヴィーノはちょっと不思議な話が多くて好きな作家です。
『レ・コスミコミケ』とか『運命の交わる城』などもいいですね。

素敵な物語でした。

舞狂小鬼さま、こんばんは。

はじめてカルヴィーノの作品を読んだのですが
長編詩のような言葉にうっとりしたり
不思議な世界に迷い込む感覚がとっても面白く読めました。
私も好きな作家になりました(^^)/
『レ・コスミコミケ』、『運命の交わる城』も読みたいです(^^)


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春の風に誘われて旅に出かけたくなります。今すぐにでも。そんな時は書物の中でどこにもない国へ、空想都市へ旅にでかけることにしましょう。「見えない都市」イタロ・カルヴィーノ...

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