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瞬間の芸術 - 2012.06.09 Sat

音楽は瞬間の芸術であると聞いたことがあります。

その空間で響く音、一瞬で消え去り
二度とその音は聴くことが出来ない。

文学や絵画、彫刻などの芸術は
どうなのだろうかと考えてみる。
やはり瞬間の芸術ではないのだろうかと
思ったりする。

本のページをめくり、文字を目で追う。
読んだ文字はその瞬間通り過ぎ
情景が浮かび消えてゆく。
過ぎた文字を1秒後に繰り返し読んでも
「読むわたし」はその時間の流れの中で
極端に言えば変化していて、書かれている文字は同じでも
読んだ事で起きる文学と私の相乗作用が
違うといえるのかもしれない。

絵画や彫刻はどうなのだろう。
美術館に行き絵画の前で
1時間同じ絵を見続けている。
絵画はずっとそこに佇み私と向かい合う。
しかし時間は過ぎていき絵画の歴史は時の流れに刻まれ
私の細胞も刻々と変化して行く。

音楽も文学も絵画や彫刻なども常に新しい命を
「鑑賞するわたし」に吹きこまれ常に生まれ変わり
時代とともに残っていく。永遠と。

そしてまた、「鑑賞するわたし」も瞬間の芸術作品なのかも。

瞬間であり永遠。

6月の雨の午後。


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まとめtyaiました【瞬間の芸術】

音楽は瞬間の芸術であると聞いたことがあります。その空間で響く音、一瞬で消え去り二度とその音は聴くことが出来ない。文学や絵画、彫刻などの芸術はどうなのだろうかと考えてみる...

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